2001 GSJ ヨーロッパツーリング
<2001年9月12〜21日>


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実は、GSJではヨーロッパツーリングを1年がかりで計画し、9月12〜21日までの約10日間、ドイツ・ミュンヘンからスイス・アルプス山脈を越え北イタリアを周り、オーストリアを経由してドイツに戻るという、スペシャルツーリングに行って参りました。そもそもこの壮大なツーリング計画の話が出たのは今から約5年前。モトグッツィの創立75周年記念でイタリアを訪れたときでした。ヨーロッパの歴史ある街並み、どこまでも続く道路。“また行きたいね”なんて、その時はまだ計画なんていうものではなく、単なる希望だったのです。しかし、少し時間が経ってモトグッツィの80周年記念が近づいてくると、その希望的計画だったヨーロッパ行きがどんどん具体化していったのです。もちろんこれを盛り上げたのは、グッツィ・スポルト・ジングウシに長年通ってきてくれている常連の方々。この面子にはヨーロッパツーリングの経験者も多く、“どうせ行くなら”ってことで、ツーリングもセットにしてしまおうと、トントン拍子で話がまとまりました。で、いざ出発となったのですが、フライトの日は何とあのアメリカ同時多発テロがあった日。何とか飛行機は飛んだものの、不安なフライトだったことは言うまでもありません。無事にドイツの地に足を踏み入れ、真っ先に駆け込んだホテルでのビールは、いろんな意味で格別なものがありました。


さて、今回ツーリングに使ったのはBMW。イロイロとツーリングのスケジューリングやバイクの手配をお願いしていたマンフレッドさんと合流して、バイクをピックアップ。いよいよ、ツーリングのスタートです。今回のツーリングには、日頃ツーリングの時には自宅で留守を預かる奥様方と同伴で参加したお客さんも多く、タンデムチームも多くなりました。しかし、タンデムもしっかりと考慮して設計されたBMWらしく、ソロチームと同じペースでツーリングを楽しむことが出来ました。スタートしたばかりの、ドイツ・ミュンヘンの街並みはこんな感じ。なかなかいい雰囲気でしょ。



スイスの山越えの時の写真です。10月だというのにあたりはもう真っ白。この写真だけ見るとスキー場のようです。“そんなところをバイクで走って大丈夫なの!?”と思うでしょうが、道路整備が行き届いていて、バイクでも問題なく走ることが出来るのです。このあたりが、ヨーロッパの自動車文化&オートバイ文化の深さと大きく関係して来るんでしょうね。



いよいよ我らが聖地、モトグッツィの本社があるイタリアのコモ湖にやって来ました。私たちが訪問したときは、丁度ミラノショーの直前で、その準備のために多くの人がミラノに行っているとのこと。社屋の人はまばらでしたが、工場では多くの人達がラインの前で新しいモトグッツィを造り上げていました。それと、5年前と違うところは、しっかりとした設備投資によってマシニングも増え、より近代的な工場に進化していたところです。その結果、良い状態でマシンの生産が行われていて、これから日本に入ってくるモトグッツィに期待が持てそうです。皆さん、モトグッツィは確実に進化してましたよ!


社内にあるミュージアムを案内してくれたオジサン。このオジサンは、モトグッツィに30年勤める生き字引(!?)。歴代モデルはもちろん、日の目を見ることの無かった数々の試作モデルも展示されていて、それらを細かく説明してくれました。


さて、モトグッツィ本社を後にしてからもひたすら走りました。雪のアルプスを抜けたかと思うと麓は真夏のような暑さになり、標高が上がればまた雪だったりと、かなり厳しい気候変化だったのですが、不思議とそんなに疲れませんでした。しかも今回のルートは、アウトバーンやアウトストラーダと言った高速道路をほとんど使わず、ワインディング中心のルートだったにもかかわらずデス。もちろん、今回ガイドを勤めてくれたマンフレッドさんのルート設定が良かったのもありますが、何よりも“ヨーロッパの道”が素晴らしかった。目の前を流れる美しい景色は最高! 車が少なくて結構良いペースなのに安心して走れる! そして箱根を100個以上つなげたようなアルプスのワインディング、最高! と言う感じです。BMWのポテンシャルの高さも、あらためて思い知らされました。パニアケース3つに荷物を満載、そのうえタンデム走行にも関わらず、そんなことを一切感じさせません。ワインディングでもかなり楽しめました。こんなことが出来るBMWはやっぱりスゴイ、とあらためて感じました。


彼が、今回のルート設定およびガイドをしてくれた“マンちゃん”ことマンフレッドさん。これだけ楽しい思いが出来たのも、マンちゃんのおかげ! 本当にありがとうございました。でも彼、かなり速いんです。箱根あたりじゃちょっと有名な我がGSJツーリングチームをガンガン引っ張る走りをするのですから……。と言うわけで、1週間を越えるヨーロッパツーリングは、大きなトラブルもなく無事に終えることが出来ました。また、この“マンちゃん”を抜擢し、今回のヨーロッパツーリングの全てを仕切って下さったのは、オズインターナショナルの土屋さんです。ヨーロッパツーリングのスペシャリストでありBMW乗り。本当にお世話になりました。みんなかなり楽しかったようで、2〜3年後にまたお願いするかも知れません。その時はよろしくお願いします。


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